Google Developers Blog公式記事
モジュール式プロンプトのトランスパイルで拡張可能なAIエージェントを構築
原題「Building scalable AI agents with modular prompt transpilation」の日本語要約です。
記事内容の要約
記事は、本番運用するAIエージェントでは単一の巨大なシステムプロンプトが管理上の問題になると説明しています。
指示が増えると、変更の影響範囲が見えにくくなり、共通ルールのコピーによる差異も生じます。
簡易テンプレートだけでは、不足変数や誤った参照先の発見が実行時まで遅れる場合があります。
対策として、指示を再利用可能な小さなスキルファイルへ分割し、プロンプトをビルド成果物として扱います。
上位テンプレートから安全規則やツール利用規則を読み込み、環境別の値を注入します。
トランスパイラは依存関係を解決し、モデルへ渡せる単一の成果物を生成します。
ビルド時には、存在しない読み込み先、未定義変数、循環依存を検査します。
CIで成果物を再生成し、リポジトリ内の確定版との差分を検査する方法も示されています。
実行時には必要なスキルだけを取得する段階的開示を使い、トークン消費と不要な文脈を抑えます。
安定した基本指示には識別情報や安全境界を残し、用途別の指示を動的に追加します。
エージェント自身が新しいスキルを提案する場合も、Pull Request、検証、人のレビューを経て更新します。
記事は、プロンプトもコードと同様に構築、検証、版管理、配備すべきだと結論づけています。
原文
Building scalable AI agents with modular prompt transpilation(Google Developers Blog)→