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Gear Patrolの創設者Eric Yang氏が、AmazonからDPReviewを買収してから約3年をかけて同サイトを基盤から再構築した過程を振り返る記事です。DPReviewは写真愛好家やクリエイターにとって欠かせない情報サイトとして約25年の歴史を持ちますが、老朽化したインフラやモバイル非対応などの課題が山積していました。

2019年にAmazonが閉鎖を予定していたDPReviewを買収した際、Gear Patrolは写真製品への情熱と専門性、信頼、コミュニティの重要性を強く認識し、サイトの存続と刷新に挑戦しました。携帯電話での写真撮影の台頭によりリスクは大きかったものの、革新的なカメラ製品やクリエイターの進化に賭けた形です。

再構築作業は困難でした。特に3年以上かけて、旧サイトの膨大な技術負債の返済、既存コミュニティのフォーラムをXenForoに移行、編集システムをWordPress VIPへ刷新、レスポンシブ化対応などを進めました。予算の制約や技術的難所に何度も直面し、関係者の努力と協力があったからこそ成し得たものです。

現在ベータ版として公開中の新DPReviewは、依然バグや改善点を含みつつも、モバイル対応や画像比較ツールの再実装など基礎が整った状態にあります。今後もコミュニティからのフィードバックを得て改善を続けていく計画です。

また、収益モデルを模索しつつも、購読制に依存せずサイトを開かれたまま持続可能にする方針を示しています。ボディやレンズの基本設計が徐々に完成したミラーレス移行期に例え、新DPReviewのリリースはスタート地点に過ぎず、専門性と信頼に基づく製品ジャーナリズムの未来を築く一歩と位置づけています。

これまでの約25年間DPReviewに関わってきたスタッフや、熱心なユーザーの支えがなければ達成できなかった再出発であり、Eric Yang氏らはメディアの未来はアルゴリズムではなくコミュニティの信頼と専門知識によって支えられると強調しています。

出典: DPReview