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Hasselbladは2019年にiOS専用で提供していた中判カメラ向けRAW現像アプリ「Phocus Mobile 2」に続き、Android向けの「Phocus Mobile V1.0.0」を2026年7月16日にリリースしました。対応カメラはX2D II 100C、X2D 100C、907X+CFV 100Cで、100MPセンサーの高画質RAWファイルをスマートフォンやタブレット上で編集可能です。

本アプリは露出調整、カーブ、ホワイトバランス、シャープニング、トリミング、レンズ補正、ノイズ除去など充実した編集機能を搭載。バッチ編集や評価・お気に入り機能による資産管理も可能です。画像はWi-Fi経由で取り込みができ、X2D II 100C(ファームウェア1.3.16.1以上)ではUSB-C接続にも対応します。書き出しフォーマットはUltra HDR JPEG、HDR TIFF、JPEG、TIFF、HEIF、3FR RAWに対応しています。

特に注目はHasselblad独自のNatural Colour Solution(HNCS)による自然な色再現で、デスクトップ版と整合性のある色味を維持。またHDR対応Android機器ではX2D II 100CのHDRファイルを高精細な階調で表示・編集可能です。

AI搭載のNatural Noise Reduction(HNNR)はSnapdragon 8 Gen 3以降のデバイス専用で、ISO感度の高い撮影時にノイズ除去と細部保持の2モードを選択でき、特に手ブレ補正のない907X&CFV 100Cの低照度撮影に有効です。

稼働にはRAM12GB以上、Android 12以降が必要ですが、推奨はAndroid 16以降および最新のSnapdragonチップ搭載機です。高解像度の100MB超ファイルを快適に扱うための条件となっています。Google Playストアで無料配信中で、これによりAndroidユーザーもHasselbladのモバイルRAW編集ワークフローを利用可能となりました。

出典: DPReview