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タムロンは、フルサイズミラーレス用の新設計超広角ズームレンズ「12-20mm F2.8」をニコンZマウントとソニーEマウント向けに発表しました。これに合わせて新しいデザイン言語“Toned Profile Next”を採用し、操作性と外観を一新しています。

光学設計は17群17枚で、XGM非球面レンズ1枚、GM非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、LDレンズ3枚を組み込み、周辺画質の高いシャープさと色収差、サジタルコマフレアを抑制。特に天体撮影向きの性能が強調されています。最短撮影距離は12mm側で0.18m、20mm側で0.28m、絞り羽根は12枚でボケ味にも配慮。フィルターは前面設置不可ですが、後部にフィルターホルダーを備えます。

AFはリニアモーター駆動、内部フォーカス方式。ズーミング時にレンズの全長は変わりませんが、前玉が後方へ動きます。フォーカスロックスイッチやMF/AF切り替えスイッチ、カスタマイズ可能なファンクションボタン、ズームロックスイッチ(12mmまたは20mmに固定可)、絞りリングロック、クリック切替スイッチなど多彩な操作系を搭載。またUSB-C端子経由でファームウェア更新や専用アプリによる設定変更も可能です。

サイズ・重量は、ソニーEマウント版が全長119mm、重さ570g。ニコンZマウント版は15gほど重く全長121mmです。これらは同クラスの一部高速レンズやズーム域が狭いものと同じか軽い重さに抑えています。

新型の12-20mm F2.8は、「Di III」や「VXD」表記を廃したシンプルなネーミングに変更。従来のミラーレス専用や駆動方式区別が不要と判断しています。

発売はソニーEマウント版が2026年7月30日、価格は1699ドル(約23万円)、ニコンZマウント版が8月27日、価格1799ドル(約24万円)です。高性能かつコンパクトで、多彩な操作性を備えた超広角レンズとして、特に夜景や天体写真、インテリア撮影ユーザーからの注目が予想されます。

出典: DPReview