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2026年7月に発表されたViltroxのニコンZマウント用パンケーキレンズ「26mm f/2.8 EVO」が米国のB&HフォトとドイツのFoto Erhardtで既に発売中です。価格は299米ドルで、ViltroxのEVOラインにおいて35mm、55mm、85mmに続く新モデルとなります。コンパクトな筐体ながら、絞り環やマニュアルフォーカスリング、43mmフィルター対応の新設計レンズフード、強力な磁力で装着可能なマグネット式レンズキャップなど多彩な物理操作系を備えています。

特にニコンZfとの相性が良く、レトロなデザインとよく調和。ニコンZ9でも取り付けるとほとんど突出せず軽快な使用感です。設計上、絞りリングの回転方向は従来のニコンZレンズと逆で操作に慣れが必要。AFは小型ギア式ステッピングモーター搭載でAF-Cは遅くAF-S中心の運用が推奨され、暗所でのピントズレが発生しやすい傾向があります。

画質面では開放から画面全域で優れたシャープネスを示し、色収差はほぼ見られず、28mm Chipモデルよりフレア制御も良好。内蔵レンズ補正プロファイルにより歪曲収差や周辺光量落ちもJPEGで補正され、f/2.8にしては自然で美しいボケ味も特徴です。カラー表現やコントラストはEVOラインの水準を維持しています。

また、フルサイズ(FX)での性能は45メガピクセルの画像で中心部の高解像度をみせ、ニコンZ9のDX(APS-C)モードによる約40mm相当の画角でも19メガピクセルで周辺までシャープな画像が得られます。DXユーザーの40mm級単焦点レンズとしても注目に値します。

小型軽量ながら光学性能が高く、価格もニコン純正26mm f/2.8(定価約500ドル)の60%程度に抑えるコストパフォーマンスの高さが魅力です。日常のスナップ、カフェ巡り、風景撮影などに最適な選択肢として推奨されています。

出典: Nikon Rumors